事業の歴史

カーテンクリーニング事業のスタート

【カーテンクリーニングの需要】

カーテンは簡単には汚れないように思われがちですが、実際は埃やカビ、ダニなどが付着することが少なくありません。特にカビの胞子やダニは気管支疾患・アレルギーの原因になることもあるため、一見汚れていないように見えても長い間使用している場合は洗濯・クリーニングしたほうが健康面からも大事です。

また、花粉症やPM2.5さらに現下の新型コロナウイルス蔓延などにより、空気清浄機で室内空間を浄化したつもりでも、365日吊り下げているカーテンに付着した雑菌などにより、逆に室内を汚していることに不安を抱えている人が潜在的に多いと思われます。実際に、健康面に留意されるお客様は、レースカーテンでは半年に1回、厚手カーテンは1年に1回はカーテンクリーニングを当社に依頼をされます。

【お客様におけるカーテンクリーニングの難点】

衣類と異なり、カーテンは重量がある上に高所にあるカーテンレールから外したり、数多くあるカーテンフックの取り外しなどの手間がかかるため、顧客サイドとしては躊躇したり諦めたりしてカーテン設置後に一度も洗濯・クリーニングをしてないケースが多く見受けられます。

また、カーテンをクリーニングに持ち出している期間は、カーテン無しのまま我慢するか、布などの代用品で過ごすことへの抵抗感もあり、カーテンクリーニングを躊躇される理由となっています。

【カーテンクリーニング業のスタート】

アスワン製のカーテンは中高価格帯商品にて顧客の愛着や思い入れが強いため、住宅リフォームに伴う縫製直しや、クリーニングして生地劣化を防ぐことで長く使用される傾向にあります。

そこで、カーテン縫製市場の縮小や、居住空間に対する健康志向の高まりから、カーテンのプロ仕様「ヒダ再生」をセットにしたクリーニング業への参入を決意しました。

カーテンのヒダも洋服と同様に使用期間経過とともに「たるみ・よれ」が避けられませんが、当社はカーテン縫製で蓄積した多様な生地に対するヒダ縫製技術により、ヒダ山の再生を行い新品のようなドレープカーテンの風合いを復活させることができます。

プリーツ加工は、「ヒダ再生」でのヒダ形態を安定持続させより美しいカーテンウエーブに仕上げることができます。



カーテンクリーニング工程

また、クリーニング店では溶剤を使ったドライクリーニングが一般的ですが、ダニの糞や死骸は水溶性なので水洗いによって洗い流すことができ、繁殖も抑制できます。また細菌や病原菌(ウィルス)は水溶性が多いので、水洗いが効果的です。

ですので、本事業では人体にも無害で細菌などの除去率が高い水洗い方式とします。

【従来方法からの革新】

<ヒダ再生をセットにしたクリーニング技術における革新>

一般的なクリーニング店においては、既存のヒダをベースにアイロンするためヒダの腰がない場合には十分なクリーニング効果が見込めません。

一方で、当社ではヒダの腰がない場合には糸を解いて新たに「ヒダ再生」や「芯入れ」するため、カーテン本来の優雅さが復活できます。

<クリーニングに留まらずカーテン全般のサービス提供における革新>

カーテンレールの下に付いているランナーは開け閉めしているうちに破損するケースが多く、「どの部品を購入すれば良いかわからない」、「取り付け方法がわからない」などから、安全ピンなどで応急処置されているケースが散見されます。

一般的なクリーニング店では、カーテン部品の提供サービスはありませんが、当社では多様で豊富なカーテン部品を常備していますので、フック交換やランナー交換・代替品提供などが可能で、クリーニングと併せたカーテン全般のサービスが提供できます。

<清潔な住空間への一助での革新>

現下の新型コロナウイルス蔓延に代表されるように、目に見えない細菌や病原菌はカーテンに付着している確率が高く、さらに壁と異なり窓からの風でカーテンが揺れることでその細菌や病原菌が室内に拡散します。

カーテンを年1回クリーニングすることが定着すれば、清潔な住空間の一助となり気管支疾患などの抑止・予防に貢献します。

【カーテン専門業者によるクリーニング効果】

一般的なクリーニング店でのカーテンクリーニングと異なり、専門業者によるカーテンの取り外しやカーテン生地の痛み具合によるクリーニングの可否判定による適切な判断やお客様の負担となっていた高所作業や重量物の搬送などが解消されます。

また、カーテン生地の糸ほつれやフック損傷などの補修・交換対応も可能となり、お客様のストレスはかなり解消されます。併せて、クリーニング期間の代替カーテンはストックが豊富でお部屋の雰囲気に調和したものを提供できます。

当社工場には、素人目には問題ありませんが微細な傷により新品で保管しているカーテン在庫を抱えており、本格的なカーテンが代替品として活用できます。